綺麗な秋の日々が続いていますね。
四季の無いロサンゼルスに長年いたので、日本の四季の移り変わりが大好きです。
秋晴れの日、ワイナリートリップに行きました。
前回は夏前。季節毎に訪れる大好きなワイナリー。
みなさんはどんなお酒が好きですか?
わたしはワイン派 ♡
今まで訪れた30カ国近くの国のほとんどでワインを飲んだかも・・
特にお気に入りはフランス、スペイン、チリ、ニュージーランド産かな。
日本の山奥にもたくさんのワイン達が眠っています zzZ
毎回異なるワインテイスティングが楽しみです
今回も10種類以上頂きました・・・
日本ワインは深みがなく好みではなかったけどここのワインは本当に美味 ♡
このワイナリーは農薬を使わずぶどうを有機栽培しています。
ぶどうをワインにする醗酵も全て野生酵母(天然の自生酵母)!
私は10年位前から食品や化粧品・生活用品も可能な限りオーガニックのものにし、
ワインも、オーガニックワインを中心にセレクトしています。
オーガニックと言葉だけが先行してしまっている感も市場にはありますが、
ブームの大分前から自然の恵を受け自然と調和しながら有機栽培をしているそう。
空気の澄んだ山道を歩くのは最高
ワインも手伝っていつもご機嫌♪・・・
山頂は空気も景色も最高で東京砂漠とはまるで別世界
いつも山頂でするピクニック
ここの大自然の恵みを受けたお野菜のランチはほんとに美味
絶景に囲まれ澄んだ空気の中でのランチは最高です
お昼寝する人や
ヨガや瞑想する人(私・・・)
自由な時間を陽が暮れるまで過ごします。
こんなステキなワイナリー。
実は、1950年代に特殊学級の中学生によって開拓されたぶどう畑です。
当時知恵遅れと呼ばれていた少年達が、急斜面の山で、汗まみれになりながら夏草を刈り、寒風の吹きすさぶ中お礼肥えの穴を掘り、一房一房の摘房作業、かごをかかえての収穫・・・全ての作業が自然の中での労働を通して、自らの力をつけ、その力をもとに自然の恵みを引き出していくことでもあったそう。
そんな毎日の暮しの中で、知恵遅れと呼ばれ続けた少年達は、知らずうちに寡黙な農夫に、陽に焼けた葡萄畑の守護人に、醸造場の働き手になっていったそうです。
知的ハンディを持つ人達の自立を目指して創られた学園のワイン醸造場。
元気よく働くたくさんの方々にお会いしました。
葡萄作りに、ワイン作りに頑張ってきた知的障害の方々が、のんびりと葡萄畑で自分にあった仕事 - 草刈り、石広い、カラス追い - をしながら、自然に囲まれて、安心して年をとっていけますように、そんな願いが込められているそうです。
四季の移り変わりの中、大自然を思い切り感じて、自然の恵みを感じる。
自然の中で、営まれる農業に、人間と自然の繋がりとぬくもりを感じる。
決してワイナリーを大きくすることも大量生産もせず、自然栽培でいいものを作り続け、
知的障害の方々を暖かく包み明日への夢を繋げる。
自然の恵み・自然と人との暖かいつながりを感じ心が豊かになるワイナリートリップでした。
ただの飲んだくれじゃないと思う。多分。
春になったらワイナリーヨガリトリートしますか?(笑)
冬のマスカットベリーのお薦めを頂いたので、see you again in February ☆