【春の鎌倉光明寺リトリート】ありがとうございました。
春の朝の香りが気持ちいい。
光明寺の目の前の材木座海岸に出て、
深呼吸してたっぷりと海と新しい朝の新鮮なエネルギーを吸い入れてから、
リトリートへ向いました。
鎌倉時代1243年創立と言われる浄土宗の大本山光明寺。
歴史と情緒溢れる厳正なお寺に一歩足を踏み入れると、その空気感に、身体と心の変化を感じました。
元禄11年(1698年)に建立された大殿、既存する木造の古建築では、鎌倉一の大堂。
鎌倉指定文化財の総門。
立ち並ぶ桜の木々。
新緑の香りがとても濃くて気持ちいい。
蓮池が広がる記主庭園。
歴史と緑に包まれた境内を歩きながら「書院」へ向います。
書院にて「写経」。
住職さんに写経心得をお話し頂いてから「般若心経」を書写しました。
一、合掌して意念十称する
一、写経する経文を静かに拝読してから写経する
一、静かに写経する
一、写経の最後に為書きを書く
一、書き上がった写経を、仏様の前にお供えする
般若心経は、お釈迦様(ブッダ)が悟りを開いてから教えた教えが伝わったもの。
それを一文字一文字書写する事により、教えが心に浸透していきます。
私も数年前から般若心経の勉強をしていたので、
般若心経の一文字一文字が心に入りその教えを感じながら書写しました。
写経中の心の変化や自分の変化そして起きていることがとても良く分かり、観照深かったです。
まるで瞑想をしている時の様に、その時その時の感情があらわになっていました。
写経を終えた後は、瞑想を終えた後のようでした。
みんなそれぞれに良い体験をしたようで嬉しかったです。
大正13年に建てられた歴史深い開山堂へ移動しヨガと瞑想へ。
凛とした空気感に包まれて、私自身も普段とは違う自分を感じながらヨガを始めました。
この場そしてこの機会に因んで、
イベントやリトリートで初めて、
「般若心経」の「空」という難しい教えをテーマにしてヨガと瞑想をしました。
こんなにも歴史溢れる素晴らしい環境で、
ヨガと瞑想をお伝えできることを、特別にそして有難く感じました。
まだまだひよっこな私なりにですが、
お釈迦様そして先代からの教えをこうしてお伝えすることで、
歴史深い素晴らしい教えを1人でも多くの人に伝え広めていけるということに繋がりますように。
この素晴らしい教えと幸せが、巡り巡り広がっていきますように☆
たっぷりヨガと瞑想をした後は、頭も心もそしてお腹もすっきりで、
お腹ぺこぺこ。
お腹ぺこぺこ。
用意して下さっていた精進料理。
「生きとし行けるものみな同胞」という仏教の観念があり、
動物の無益な殺生を禁じ、生き物としての感覚が草木にまで及んでいるという世界観を示しているのが、精進料理です。
全ての物に感謝し、最低限の食物で植物だけを無駄無く使い、生命を尊重した生活をし、身体も心も清浄になる食事です。
感謝して丁寧に頂きました。
写経とヨガ・瞑想を通じて心穏やかになった後に、
丁寧にみんなで頂く精進料理は、優しい幸せな時間でした。
歴史溢れる光明寺で、
お釈迦様(ブッダ)の教えを、写経やヨガ・瞑想を通して感じ、
全ての物に感謝しながら精進料理を頂き、
身体にも心にも先人達の教えが広がり、
心が清まりました。
まだまだ未熟者の私だけれど私なりに、
こうして歴史深い素晴らしい「般若心経」教えを伝えさせて頂いたことに、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先人からの素晴らしい教えと幸せが、巡り巡り広がっていきますように☆
一緒に過ごして下さったみんなひとりひとりに、
そして今ここで私たちが生き生かされている先人達にも、
心からありがとうございました。
さおり
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